はらだっちのブログ

プロ意識を持ち続ける。その一環として学んだことをこのブログで日々アウトプットしていきます!

"「自己肯定感低めの人」の人づきあい読本”を読んだ感想

はじめに

Youtubeのリールで「メンタルノイズ」カウンセラーの山根洋士という方の動画流れてきました。

最近はあんまり自分の自己肯定感について悩むことはなくなったのですが、人が集まった場面で意見することに抵抗を感じることはまだまだあります。また、アジャイル開発に限らずですが、仕事をする上でメンタルタフネス/マインドフルネスはとても重要だと考えていて、多くのストレスの原因は人間関係からくると思っています。

これからまた仕事が忙しくなってきそうなので、なるべく人付き合いでストレスを溜めないマインドセットを確認しておこうと思い、また、技術書ばかり読み続けるのもしんどかったりするので息抜きも兼ねて読んでみました。

読んだ期間

2時間くらい。200ページくらいありますが、自己啓発の分かりやすい本なので、技術書と異なりスラスラ読めました。

感想・理解したこと

  • よくある心理療法の本でした。新入社員の頃、病みかけて産業医に勧められた本に書かれてた本と書かれてるロジックは一緒かなと思います。

  • 起こった事象に対しての認知のゆがみに気付き、是正していくことが重要。自己肯定感が低い(と思っている人)や病みやすい人は、この部分が歪んでる(=この本ではメンタルノイズと言ってる。)

  • 人は生まれながらにして価値がある。
    • 「他と違う能力があるから価値がある」と思っていると、その他との比較で負けた時に、自信を失ってしまう。大事なことは自己納得感。
    • 誰かが死んだら必ず誰かが悲しむ。必ず誰かが悲しむということは、「生きてるだけで価値があるということ」の裏返し。小さい頃の悪い記憶や経験でこれベースに考えられなくなっていると自己肯定感が低くなる。
  • 嫌いな人は必ずいる
    • 「誰でも仲よくしよう」、「友達100人できるかな」、という教育方針で育てられるけど、実際は無理。だって自分の嫌いな人はいるし、嫌われることもある。大事なことはそういう人と関わらないこと。
    • 本の最初に「好きな人とし付き合わず、嫌いな人とは付き合わないこと。」と約束してください、と書いてあった。この考え方には結構救われるなと思った。

終わりに

こういう本って、仕事でやられてる時に読むことは良くありましたが、冷静な時に読むとより素直に読めるなと思いました。大事なことは自分には価値があり、他人と比較することなく、自己犠牲に走ることなく、出来ることを出来る範囲でやっていくこと。そんなことを再認識させてくれた本でした。